「医療とフィットネスの隙間を埋める場所」

― G’hands & Fit マネージャーが語る、リハビリ期限の“その先” ―

「痛みが取れた、その先をどう支えるか」
この問いに真正面から向き合い、G’hands小禄店はG’hands & Fitとしてリニューアルしました。

今回は、G’hands & Fit マネージャーであり理学療法士の 渡具知 藍さん に、
施設の狙い、臨床的な強み、そして療法士に向けた想いを伺いました。

痛みの解決から「再発しない体づくり」へ

これまでG’handsでは、痛みで困っている方に対してジーハンズ式筋膜リリースを軸に「痛みの解決」を提供してきました。

この部分に関しては、沖縄県内でもかなり高いクオリティで提供できているという自負があります。

一方で、
「痛みが良くなったあとも、良い状態を維持したい」
「再発しない体づくりをしたい」
という声を多くいただくようになりました。

これまではセルフケア指導で対応していましたが、
もっと高水準で提供できる形はないかと考え、
筋膜リリースと運動を1つの施設で完結できる場所として
G’hands & Fit にリニューアルしました。

狙いは大きく2つです。

• 働き盛りの方が、痛みや不調で困らない体をつくること

• 理学療法士が介入し、リハビリ期限を超えた方の受け皿になること

筋膜施術 × マシン運動というハイブリッドアプローチ

G’handsが強みとしてきた
感覚入力・受容器賦活に強い筋膜施術に加え、沖縄初導入となるピラティスと筋力トレーニングを複合して行えるマシンを導入しました。

この組み合わせにより、

• 整形疾患の慢性痛

• リハビリ終了後もトレーニングを続けたい方

• 期限は過ぎたが、継続的な介入が必要な方

に対応できます。

実際に、
心疾患や中枢疾患（脳卒中など）で入院・リハビリを経験し、
「リハビリが終わったあとも、もっと良くなりたい」
という想いで通われている方もいらっしゃいます。

医療とフィットネスの“隙間”を埋めるサービス
それがG’hands & Fitの目指す立ち位置です。

理学療法士が評価し、組み立てる“オーダーメイドプログラム”

まずは必ず、身体の評価・判断から入ります。

最初はベッド上での介入を行い、

• 痛みの原因となっている部位

• 不良姿勢の要因

• 動きのエラー

に対して筋膜的にアプローチします。

その後、マシンを使用して
全身的な運動と、要因にフォーカスしたトレーニングを行います。

あらかじめ決められた運動プログラムはありません。
その方の状態に合わせて内容を組み立てる
これが、理学療法士が担当する最大の強みだと思います。

特に大切にしているのは、

• 脊柱をしっかり動かし、機能的に使える状態を作ること

• 姿勢や動きの負荷が蓄積しにくいよう、多様な刺激を入れること

そして最後は必ず、
立位や荷重下での運動を入れて終えるようにしています。

緩めて終わるだけでなく、
最終的に「使える状態」で終えることが重要だと考えています。

リハビリ期限を超えた“その先”を担う場所として

G’hands & Fitの役割は、
リハビリの期限を超えた先を担うことだと思っています。

医療では対応しづらいけれど、
本当は多くの方が必要としている

• 「もっと動ける身体」

• 「まだ良くなる余地」

そこに向き合う場所です。

医療施設でもなく、
単なるジムでもない。

その間で、
理学療法士としての視点を活かしながら、
地域にとって本当に必要な存在になることを目指しています。

療法士の皆さんへ

退院後やリハビリ期限を迎えたあと、
「もう少し良くなる余地があるのに、行き先がない」
そんな場面に出会ったことはありませんか。

G’hands & Fit は、
理学療法士が評価し、リハビリの“その先”を担う保険外リハビリ施設です。

医療ではカバーしきれない回復段階にある患者さんの
受け皿としての考え方、介入内容、紹介の流れについては
下記のページで詳しくまとめています。

▶︎ G’hands & Fit｜医療機関・療法士向け 紹介連携フロー