
医療・介護業界では処遇改善加算が議論され続ける一方で、
「毎年の昇給はわずか」「役職が詰まっている」「将来が不安」
と感じるセラピストは少なくありません。
そんな課題に向き合い、NISAと保険で医療職を助けるFPとして活動している
うちなーFP・宮城潤也さんに、
「セラピストの収入UP戦略」について話を聞きました。

宮城 潤也
(理学療法士・ファイナンシャルプランナー)
マネラボ・KEEBUI KAABUI代表
医療・介護業界の給与構造には限界がある
宮城さん:
処遇改善加算などで賃金アップの議論は続いていますが、
病院・施設という構造上、給与を大きく上げるのには限界があります。
さらに日本は少子高齢化によって社会保障費が急増しており、
医療・介護の財源自体が厳しくなっています。
そのため、今後も劇的な昇給を期待するのは正直難しいというのが実情です。

一生懸命働くことは大前提。しかし、それだけでは将来の保証にはならない
宮城さん:
もちろん、職場で一生懸命働くことはとても大事です。
ただ、給与体系に限界がある以上、
「頑張れば給料が上がる」という構造ではないのも事実です。
だからこそ、
“職場の給与だけに依存しない”という考え方が大切です。
セラピストがお金を増やすための2つの選択肢
宮城さん:
私はセラピストの方に、次の2つを提案しています。
① 治療技術を活かした自費の収入源を作る(整体・パーソナルなど)
病院勤務だけでは伸びない分を、
自分の技術で新しいキャッシュポイントをつくる方法です。
これはセラピストにとって最も取り組みやすい自立手段。
整体NEEBUI KAABUIも経営する宮城さん
② NISAなどの長期投資で“お金に働いてもらう”
NISA・積立投資は、知識さえあれば誰でも今日から始められる選択肢です。
「投資は怖い」という声も多く聞きますが、
宮城さん自身も実践者としてこう語ります。
宮城さん:
新人の頃、患者さんの身体を触るのは怖かったですよね?
でも今は知識があるから普通にできる。
投資も同じです。
正しい知識が入るだけで、恐怖は一気に減ります。
お金のセミナー講師をする宮城さん
宮城潤也さん自身も “2つの方法”を実践している
宮城さん:
もちろん私自身も、
NISA・長期投資を実践しつつ、医療職の家計づくりをサポートしています。
怖いのは「知らない」からであって、
仕組みが分かればむしろ安心材料になる。
特に医療職は、
家計改善・長期投資・リスク管理の適性が非常に高いんです。
セラピストの給与明細を使った「キャリア&収入UP」講座を開催予定
編集部:
「その2つを宮城さんも取り組んでいるってことですね!
NISAなどの投資は不安な人も多いので、
セラピストの給与を題材に学べる講座をお願いできますか?」
宮城さん:
もちろんです!
セラピストの給与明細を例にしながら、
“収入を上げる方法” “お金に働いてもらう方法” の両方を、
安心して学べる講座をつくります。
医療職の給与は構造的に上がりにくい。
だからこそ、
「技術で稼ぐ」+「お金にも働いてもらう」
この2本軸が欠かせません。
宮城潤也さんの講座では、
セラピストが今日から実践できる“お金のつくり方”を分かりやすく学べます。
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実際のPT・OTの給与明細で解説
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投資の“怖さ”がなくなる初心者向けパート
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今日からできる副業・自費キャリアのつくり方
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お金が増える仕組みを「技術者の目線」で理解できる
\セラピストのためのキャリア&収入UP戦略/

